矢祭産の農産品はお墨付きの安全安心の農産物であるにもかかわらず、規格外品と言うだけで流通することはありません。でもおいしい野菜を一人でも多くの方に食べてもらいたい、そして矢祭のことを知ってもらいたい、そんな思いをうけ、矢祭の生産者とその仲間とで『矢祭もったいない市場』を開始、首都圏数か所で移動販売を行っています。

今回は、都市部の方に『野菜』と野菜に関わる『人』を通して、矢祭の魅力を知ってもらい、より密な関係人口の創出や産品の購買につなげる手立てを確立するため、JR水戸支社ならにびJRグループと連携、多くの人が賑わう品川駅構内で3日間「もったいない市場」を開催しました。

町の『人』を通じて矢祭のことを伝えたいということもあり、普段参加しない生産者の方にも会場にお越しいただき、お客様と直接対話し、野菜のこと、野菜作りに対する『想い』をお客様にお伝えしました。

矢祭の生産者ともったいない市場の皆さん

店頭には、たくさんの種類の新鮮野菜に加えて、矢祭のお母さんたちが作った干し柿や福神漬け、ゆずドレッシングや梅干しなどの加工品の数々がずらりと陳列。
常連のお客さんの姿もありましたが、たくさんの店頭の野菜や商品に惹かれた通行人が続々と来店。店頭の生産者の皆さんは、気さくにお客さんたちに野菜の特徴や保存方法などを紹介し、飛ぶように商品が売れていきます。

販売数も目標値を超え、駅構内の野菜販売としては異例の売上高であったといわれるほど、矢祭野菜の活用の可能性を感じた3日間でした。
この成果を基に、関係者一同、野菜の販売方法や販売手法、輸送方法について、皆で考えて今後に反映していこうと、新たな気持ちを共有することができました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

【ご案内】
 ☆こちらの矢祭もったいない市場専用サイトからも野菜を購入できます。
 ☆東京都内では以下会場で、もったいない市場を定期開催しています。
  第1日曜日:城南信用金庫 品川支店
  第3日曜日:城南信用金庫 大井支店
  第1・第3火曜日:江東区亀戸六郵便局
  第2・第4日曜日:清水湯(品川区武蔵小山)
  第2水曜日:台東区千束稲荷神社
  第4水曜日:台東区三島神社