当機構が委託パートナーの1員として運営を行う新潟県立自然科学館では、子供達に職業体験を通して地域とキャリア(生き方)を学ぶプログラム『Popup School』を不定期開催しています。
初回となる本日は、会員企業の株式会社富山に協力いただき、「畑の学校」を開催!
今回は地元のトマト農家さんで収穫体験をしたあと、先人の生きる力・暮らし方を実体験から感じてもらうため、米どころ新潟の米を「ぬか釜」で炊き、食べるプログラムを開催しました。
1限目「トマトの収穫」
農家さんにおいしいトマトの見分け方、収穫方法を教わります。
みんな真剣に農家さんの話に耳を傾けた後、トマトを収穫します。
2限目「ぬか釜で米を炊く」
続いて、ぬか釜で米を炊きます。
ところで皆さんは「ぬか釜」をご存知ですか?
美味しいごはんを炊くことに特化した “ぬか釜” は、不要の籾殻や落ち葉の杉を燃料とした、究極のエコ炊飯器です。
新潟の子供達もなかなか目にしないぬか釜に興味津々です。
はじめに火起こしをします。子供達にとってはマッチをすることも初体験。
ようやく火起こしが終了して、新米のコシヒカリを炊く準備をします。
焚付けが燃えると、もみがらから出るガスに引火して強力な火力を生み出すので煙も出ません。
待つこと数十分で、キラキラと白くお米が炊き上がりました!
試食タイムでは、2升のお米があっという間に皆のおなかの中へ!
おかずは藻塩とおかかだけしたが、皆さん大満足の味でした。
3限目「トマトの宣伝広告」
参加してくれた子供達に今日収穫をしたトマトの宣伝用のPOPを作成してもらいます。
実際に作成したものは、富山さんが経営するピカリ産直市場 お冨さんに実際に展示をしてもらうことになっています。
今日いろいろな体験を聞いた中から、トマトのどんなところをPRすればいいかを考えます。
参加者人数分のトマトを紹介するキャッチコピーを作成しました!